ショットガンのハンドロードの手順について2(雷管の取り外しと整形)

未使用のショットシェル(薬莢)の入手機会は殆どないと思います。(当店では販売していますが。)
よって、まずは射撃場で、比較的ダメージの少ない使用済み薬莢を拾い集めてください。(もしくは自分で撃ったやつを回収しておく)

弾頭が射出した後の撃ちガラ(薬莢)は、先が割れているものもあります。こういうのはダメです。
また、先っぽは熱で変形して、ワッズや弾を詰めるには良い状態ではありません。工具や、木の棒みたいなもので広げてください。

工具については、下記のように素敵なアイテムもあります。
ショットシェル(薬莢)の整形について
これ、おすすめです。

さて、使用済みの薬莢は、まず雷管を抜きましょう。
雷管を抜く際には同時に、薬莢の真鍮部分の整形も行います。
真鍮部分は火薬の衝撃で少し膨らんでいるので、ここで整形しないと、薬室に入らない場合があります。(レミントンの薬莢なんかは、ほんとに入りませんでした。)

付属の工具を取り付けします。


工具は取り付けすると、やばいぐらいに、固くハマってしまう場合があります。ですが、雷管を取り出しするときに、きちんと外れますので焦らないように。


取り付けしたら、リローディングキットのレバーを下げます。
ガチンという感触のあと雷管が外れます。





1.ローディングキットについて
2.雷管の取り外しと整形
3.雷管の取付け
4.火薬を詰める
5.ワッズ、弾頭を詰める
6.クリンプする



※ここでのご説明は、言うまでもなく、使い方によっては事故の発生が容易に予見されます。当然、PL法の範囲外と認識してください。利用にあたっては自己責任となります。